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痔について


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☆☆肛門疾患で1番多いのは、痔核(内痔核と外痔核)です。世間一般では、[いぼぢ]とか[脱肛]と呼ばれています。肛門疾患の約半数が、この痔核です。
  内・外痔核と診断をしても、全例手術をする訳では有りませんので御安心下さい。坐剤、軟膏、飲み薬、整腸剤、軟便剤等の薬で治療を行います。痔核の脱出度を1、2、3、4度に分類しておりますが、排便時に痔核が脱出して、排便後用手還納している3度の状態か、4度の脱出したままの状態の時に手術を考えます。
 手術は原則入院として、7日間位の入院治療を行っています。また、1〜2日入院して頂いてジオン薬剤による注射療法も行っています。
 
☆☆痔瘻は肛門の中にある肛門小窩(小さな窪み)に、細菌が浸入して生じる疾患です。痔瘻は手術をして治療しなければ中々治りません。

☆☆裂肛は切れ痔、裂け痔とも呼ばれています。便秘をして、硬くて太めの便を無理にいきんで出しますと、肛門が裂けてしまう疾患です。
 肛門の裂けた部分が深く潰瘍状態にえぐれ、肛門の狭窄を来す場合は、手術が必要となる場合もあります。

☆☆直腸癌・大腸癌による死亡が増えています。日本人の最も多い癌は、数年前迄は[胃癌]でしたが現在は[肺癌]です。[直腸癌]と[大腸癌]は、大腸内視鏡検査で早期発見が可能です。  
 当院で、大腸内視鏡検査を施行した症例を別のページに掲載します。これを御覧頂ければ、[直腸・大腸癌]を含む色々な大腸疾患がいかに多くなっているかがお分かりになると思います。


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